初出 2011年06月13日
ノベリストjp

西村 晃といえば二代目水戸黄門であって、変に品の高さがある

ひとで。

昔から爺さん役が多くて「新・仁義なき戦い」でも情けない

親分を演じていた。

だが大和屋 竺の手による台本を得てアメリカ映画「グリズリー」よりも深く、

スピルバーグの傑作「ジョーズ」より男臭い作品に主演していたのだよ。

こんな大傑作を知らん奴多いんだろうな。


雪原に繰り広げられる最後のクマ撃ち猟師対巨大クマ!


今回の掌編は現在寝かしている超大作「獣人雪男」予告編のようなものでありまして

一部の登場人物の紹介的な意味合いと、怪異というよりはサイコな部分を扱っておりまして

“追い込まれてゆく“感を狙った実験作であります。

と同時に、いままで掌編でしかやったことがなかったのですが

BGMを導入してみました。

章のヘッドライン及び2行目にYoutubeのURLを

記載しましたので、お試しくだされ。

実は、どんな音楽が合うのか探して辿りついたのがGyörgy Ligeti

超前衛的現代音楽の大家とでもいいましょうか。

不肖平岩こんなモノも聞いていたりするんですね。

あ、勿論キューブリックの影響です。

「2001年宇宙の旅」でモノリスが出てくるたびに流れた無調の

合唱曲の作者といえば。多分わからんよねw

そんな彼のピアノ作品を並べてみました。


“追い込まれてゆく“感が物凄くスピードアップしていくこと

と思います!

山の神さまサーガ にも登録いたしましたw



2013年09月 hp移し替えに際し、記す

 2011年05月に「跡地」企画の為に書いた拙作「地底王国」が
書いていて気持ちよくなりまして、その姉妹篇を書きました。
それが意外な超大作となってしまいまして、さらに気を良くし
まして、スピンオフ的なモノを書いたのがコレであります。

当時「GALACTICA」にハマっていたこともあり
人間不信に陥れるようなw展開が描きたかったのでしょうか

”さと~獣人雪男の伝説~”のスピン・オフであります。







     

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