詳しく調べたことはないんですが多分J.J.エイブラムという
映画監督は私と同世代なんじゃないか、な、と。人生の最も多感なときに
スティーヴン・スピルバーグの初期の大傑作「JAWS」と「未知との遭遇」
に触れてしまい大きく人格形成に影響をうけた・・  んじゃないか?

 登場するモンスターのデザインの趣味とか、揺れまくるカメラとか、かなり
好き嫌いはあるんだが、逆光好きだったり、見せ方の凝り方などスピルバーグ的
なDNAを“世代的”に受け継いでいるのは間違いない。

そんな彼が70年代後半のスピルバーグ映画 への憧憬、オマージュを捧げたとされる
・・あぁ、「Super 8」なんだがな。

これは「未知との遭遇」でも「E.T.」でもなんでもない
別な「なにか」なんだな。むしろ「火星人襲来!」だの「スペース・インベーダー」
あたりに近い感じなんだ。で、実はそれらの宇宙人ネタは映画の宣伝用のイヴェント
に過ぎずスピルバーグ印のドナー映画「グーニーズ」的な臭いさえするボンクラ映画
としての認識が正しいように思われるわけでして。


あちらの映画小僧がロメロのゾンビ映画に夢中だった頃、こちら側じゃぁ・・

という単純なアイデアパクリ的自己回想小説が・・
不肖平岩の「Single 8」だ(笑)


だから私小説に近いものがあって。
たいして面白くも無いと思うんですけど(をひ!)
同世代の方々には懐かしい部分があるかもしれません。
同世代のオタクの方々には泣ける部分が多少はあるかも
しれません。

同世代でない方には別冊「SNAKE2025パンフレット」をお読みいただいてw
当時の時代の空気を感じていただいたあとにお読みいただくと
いいのかもしれません。(ぃゃただ単なる宣伝ですがW)




さて更に深いマニアの方には是非、章の頭のyoutubeのURLの曲を
ご堪能くだされ。今回のサウンドトラックは勿論ジョン・カーペンターでベンベン♪
唯一、情緒的な部分の音楽はカーペンターには不向きでありますので。
当時のもう一方のB級サスペンス映画の雄といえばブライアン・デ・パルマ。
そしてその座付き音楽家といえばピノ・ドナッジオ。

とくればあの曲でございましょう?


お楽しみくだされ。









       
       




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