初出
2013年6月9日
dNovels

傀儡子・・くぐつし と読みます。えぇ。
意味としては 人形使い でございます。



思えば昨年の「跡地4」に寄せた文章で人形を扱ったものだったのですが
なにせ実話だったもので正直あんまり書きたいとは思えない題材なんですがねw
さーて今年の「跡地5」で集約・完結するのかな?な掌編による「世界観構築プロジェクト」
(なんじゃらほい)にヨセバイイのに更に一篇追加いたします。
まぁ一連の文章の連携を模索しつつ・・という邪まなアイデアが見え隠れするところは御愛嬌w

 以前の拙作で登場した山の出てこない「山の神さまサーガ」の数編で登場した”人形”という
アイテムを有機的に取り込もうとした一作で、不気味な人形使いたちの行動が描かれます。

今回サウンドトラックはトミタでいきますw
田舎の風景とスペーシーなサウンドがどう絡みますか_


2015年2月
HPに掲載


関連リンク


以下、いただいた感想等


2013-06-10 06:22:
愛凛(あいりん)
昔、ウルトラマンA見てた時、鬼っ子とか民話を
題材にしたホラーっぽいお話がけっこうあったね
あれ、結構怖かったけど、見てたんじゃーないですか
平岩氏も、ヤプールの歯医者のお話のラストなんて
子供向きとは思えないくらい ドキーッでしたよ。

2013-06-10 20:57:
天白 りょう
平岩節 絶好調 
いいですね
山の神サーガとしての構築を意識されたような
随所にみられる 他作品との連携部分も 期待させますね
最後の2行が 秀逸です

2013-06-10 22:27:
椿 まこ
語りに情緒があって とても良かったです
終わり方も見事ですね
他の作品ともつながるのですね
怖さの余韻が漂います

2013-06-10 22:43:
平岩隆
いやいやみなさまさっそくのご感想いただきありがとうございます!
ここのところ「跡地」も「新地」も。また自作も含めてある一つの方向に向けて
頑張って書かなきゃいけないのですがwどうなっちゃうんでしょうか。
風呂敷の広げすぎはいけませんw

2013-06-10 22:50:
平岩隆
愛凛様
それ以前は再放送でしたが「帰ってきたウルトラマン」が初のリアルウルトラマンでしたw
てなことで娯楽番組の中に隠された刃のような「怪獣使いと少年」とか
「逆転!ゾフィ只今参上!」みたいなものはかなりトラウマですな。
http://next884mat.at.webry.info/200610/article_17.html
てなことで上原正三、金城 哲夫そして実相寺というのは不肖平岩の一部分ではあるとおもいます。
かなりコアなところで。

2013-06-10 22:54:
平岩隆
天白りょうさま
ありがとうございます。
「山の神さまサーガ」というのは私だけでなく数名の作家様で書いている説話集でしてw
その起源はなんと「跡地」の第一回大会の私の文章に始まるという、いやぁ随分長いアレですw
その中で扱ってきた「雪男」だの「山姥」だの「男爵」だのといった怪異なものに、並びうる怪異
が描き切れるのか・・自信は全くありませんがw

2013-06-10 23:00:
平岩隆
椿まこさま
そうなんです。つながるんです。きっと・・・。
いえいえ緩く繋がっていくのだと思います。
厳密には繋がらないと思いますw
時代もばらばらだし、話の順番がバラバラだし、似た名前でも別人かもしれませんしw
ただどこかで互いに作用しあっているというそんな関係性が作れればいいと思ってます。





     
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