2010年12月11日


「ssコミュ12月のお題<忘れ物>で書きました」

あ、今回「ショートショートを書こう!」コミュということで。

「300文字から600文字のショートショート」という趣向。ふむふむ。

てなことで600字JUST!書かせて頂きました。


知る人ぞ知るフィジカルFXの大家マイケル・ランティエリ監督作品。

なんでも「ジュラシックパーク」で花開いたCGとフィジカルFXの融合を

どこまで安くできるか?!というのが命題だった、という

客に見せる気があるのか無いのか_な実験映画w

どこまでもシンプルに、捻りも無く「怪獣映画」しています。

そこがまた、「怪獣映画」マニアにはたまらないワケですわ。


文字数も無いんで、なんの捻りもございません。

タイトル通り。

近くまでは行った事ありますけど、

現地まではいけませんでしたわい。

でも、過酷なうえに過酷な自然環境らしいのね。

イモト、えらい!







しかしあんまりだろうよ。

いくら天候が悪化して時化てきたからって。

俺だけ、ここにおいてけぼりかい。


あの船長、ハナから俺をおいていく気だったんじゃねぇか?

いや・・契約金額の半分は帰ってからという約束だ・・。

じゃ、なんでオレをこんな島においていくんだよ!

裏切り者は女の方だって・・クソ!はめられたか!


船は沖合に離れてゆくのが見える。畜生め、!

隣の島まで、泳いで泳げない距離じゃない。

だが、ここの海には、巨大な人喰い鮫が・・。

ほら背鰭を出して泳いでいるのが見えるじゃないか。

しかも変な海流があって・・島に引き戻されるような。


クソッ!どうすりゃぁいいんだヨ!

夕陽が浜を染めはじめた。

奴らの時間が始まる。

ジャングルの奥地から、太古からの変わらぬ姿を守り

また変える必要の無いほどまでに。

いわば、洗練された殺戮マシーン。


巨大な鉤爪で地面を掴みながら

二股に割れた長い舌をシュルシュルと出し入れしながら。

見つかったら最後、駆け足では奴らには敵わない。

老人は木に登れ!と教えてくれたが

先程出くわした木の上の猿の死体はなんだ?

奴らは木も登るようだ。

返って逃げ場を失いそうだ。


どのみち、ここにはいられない。

逃げるんだ!

どこへ?


シュルシュルと音を立てて。

全長3メートル体重150キロに達する肉食獣たちが。

奴らの息遣いが、すぐ背後に迫っている。

身の毛がよだつのを感じたが、もう逃げられない。

既に囲まれてしまっているのに気がついた。







     








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