「短編家」さんの平成二十四年一月のお題が「蜘蛛」ということでありまして。
ジャンル作家としちゃぁ割と書きやすいお題であったんですが。
本年一発目ということもあって。それなら少しは凝ってみようか、等と考えながら
現在進行中の跡地3の構造的な実験作でもございます。

 登場するのは男と爺そして絡新婦(じょろうぐも)。
一人称の文章で章によって視点が変わります。
三人称にせず動きを表現しようとしたのは
落語、講談の臭いを出したかったからです。
最初の章は以前訪れた天城峠、浄蓮の滝に伝わる伝説。
その後は創作ですがジョロウグモの性質にヒントを得ました。
期せず本年新たな傾向・・R-18は・・・w
成上さんとマイマイさんの影響です・。影響大きすぎです。

 サウンドトラックは和の雰囲気で。
でも琴とか弦の音じゃなくて。
てなことで尺八でいきます。
文中のURLで、お試しくだされ。




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