とある掲示板で「映画」のタイトルを借りながら、 駄文を書くということをしていたんですが 本格的に?_創作めいたものを書くのはコレが第二作目。 2009年の9月の日付が記録されておりましてな。 タイトルと内容、関係ないですから。 「いちご白書」から改題。 なんだかな、学生運動の映画らしいんだが、なしてそう持ち上げられたのか よぅわからんのよ。そもそも学生運動なんて興味もなかったし。 だいたいよ、ワタシが青春映画なんて見るわきゃァないじゃないの。 「いちご白書をもう一度」みたいな歌もあるんだけどな。 音楽のすべてのジャンルの中でフォークソングというのが大嫌いで 貧乏臭いメッセージなんて聴いてられるかい! だからね、どうでもいいんだが、このタイトルがな。 今回の話にシックリ来るモンでな。って「映画」を語っておらんじゃないの! どうもwiki ると、酔うたような学生の言い分など聞いてられるかい!という 意味らしい(ほんまかいw)んま、その点では納得じゃw 今回のオリジナルな作品なんだが、実話ベースなんだが。 創作な部分はやはり少ない。 なんとも奇ッ怪で、ワタシ個人としては、懐かしくも、だいじな話で。 因みにワタシには、霊感はない。と思うんだがね。2009/09 |
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そんな「おばさん」の使っていたリアカーも徐々に姿を消していき
本家に行く回数も減り、「おばさん」に会うことも少なくなり
私は大学を出て、会社員になった。
会社員になりたての私は親と同居していたこともあり。
可処分所得がそれまでになく増えたこともあり。
夜な夜な遊びまわっていた。確か寒い夜で2 月ではなかったか。
その夜も、終電をギリギリに乗り込み、最寄の駅に着いたのは夜中の1 時過ぎ。
とぼとぼと歩き、コンビニによって、家の角に辿り着いたのは
深夜の2 時近くだったか。家の角の電信柱の街燈の下に。
黒い影があるのに気がついた。
黒いホッカブリをして。
ひょいと覗き込むと、大きな目がギョロリと遭い・・・。
「なんだよ、おばさんじゃねえか、懐かしいなぁ」
「おばさん」は、ヘヘッと笑い頷いた。
「なにやってんだよ、ウチに入りナァ、寒かろうに。」
「おばさん」は、ヘヘッと笑っていた。
呼び鈴を鳴らし、お袋を起すと不機嫌な顔で起きてきた。
「馬鹿息子!自分でカギ開けて入って来い!」
そりゃあそうだ。
午前二時過ぎの極寒の夜、叩き起こされば誰でも怒る。
「いやぁ、そこの電柱のトコにおばさんが立っててさ。ほら。」
ふりかえると、「おばさん」がいない。
あれぇ?
「酒かっくらって馬鹿言ってんじゃないよ!」
お袋の逆鱗に触れたようだ。
あ?
「明日は葬式だよ!さっさと寝な!」
「葬式?誰の?」
「おばさんだよ、畑のおばさん!」
へ?
したたか酔っていたのか、定かではないが。
そのときは。別に、なんとも思わず寝てしまった。
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