なんか昨年後半からリアルな方がかなり忙しくなってしまって
文章を書けずにいたのですが。
昨年は跡地絡みで大ネタを二作ほどぶち上げて
しまったこともあり、すっからかんな感じもあって
なかなか次の文章を書く勇気がなかった・・・ってのもあったんですが。
復帰作wとして私立探偵平巌くんの第三弾を書いてみました。

跡地SF」用に書きはじめてコンパクトにまとまるはずだったんですがね。
ダラダラ病が出てしまいました。
細胞と3Dプリンターとワルサーが交差する例によって変な話です。
どうもSFマインドが足りないせいか、私のアイデアは直ぐに現実化してしまう_orz
書いている最中にSTAP細胞の一件があったり、
書き上げる直前に3Dプリンター銃事件が起こったり。
よってサッサと出来上がったところから上げていきます。
なもので・・・例によってver.1.0

ネタとしては古くからあるものですがね。
自分自身のアイデンティティーが揺らぐというのは
リアルな世界でも作中の世界でもとても深いネタでもあります。
正直云うと改訂を続ける「ブレードランナー」って映画は
あんまり好きじゃないんですが
今作の臭いとか刺激とかの一部にはなっています。


今回のサウンドトラックは跡地ジャンゴ同様、映画のサントラから。
但し1970年代のレアな「
B級アクション映画サントラ集」になっています。
リー・マービンがジェームズ・コバーンが、
ハックマンやロイ・シャイダーがカラダを張った
アクションスタアだった頃の粋でカッコええサウンド炸裂いたします。
ラストのGato Barbieri なんざ大野雄二か松岡直也か
と思えるほどにカッコ良すぎます♪
この曲の為に書いたといっても過言ではない・・

そのぐらいカッコいいですよ♪





いただいた感想等

2014-05-08 11:59:28
まんぼう
平探偵シリーズがまた拝読出来て嬉しい限りです。
3Dプリンターの銃の事件が今日、作った本人が逮捕されると
言う事件がありましたが、まさに、リアルですね(^^)

2014-05-08 21:44:33
平岩隆
あの事件の御蔭で、細部をなおさなければなりませぬ_orz

2014-05-09 23:40:02
天白 りょう
ワルサーP99って う~ん ここでの登場にピッタリですね
ほんと おもちゃに見える外観です
個人的には PPKのほうが好きですが……
ストーリーと関係のない 細部のコメントですいません
(でもハードボイルドの楽しみの一つですから)

2014-05-10 22:12:32
平岩隆
天白さん ありがとうございます。
ワルサーP99のモデルガンを持っているのですよ、私w
ジョン・ウー信者なものでベレッタM92Fを二挺。
357パイソンとかグロックとか。
いろいろミーハーなモデルガンばかり持っているw
なものでピアーズ・ブロスナン時代のボンド映画の影響で・・
買っちゃいましたなぁ

2014-05-13 18:46:44
まんぼう
面白く拝読させて戴きました。
>ベトナムでの韓国軍の悪行を謝罪し、竹島のキムチ臭さを除染してから返せ。
同感ですw
一説によると、解明されていないものの細胞レベルでもなにがしかの記憶の
情報は格納されているみたいですね。
もしかしたら、その記憶とも言えない記憶によって
「俺」はオレを助けたのかも知れませんね(^^)

2014-05-13 23:05:51
平岩隆
まんぼうさま
動物的な基本的な生命機能とか、遺伝による祖先の記憶とか・・
そんな話は聞いたことはありますね。
どうもサイエンスな話と云うのはいつの間にか苦手になってしまいましてw
ご指摘の通り細胞レベルで刷り込まれたような記憶・・
もしくは「己の」生存本能?
生まれ持っての警官魂?そういったもの・・ではないか。とか思います。

2014-05-24 01:46:16
MIGU-28
面白かったです~(^^)
3Dプリンターの技術は今後もっと発展していくのでしょうね~
少し前ならば夢物語のような事柄でも、随分現実味を持つ時代になりました。
最先端の事件に関わらず泥臭い刑事が首を突っ込む姿は、
妙に読んでいて気分が良かったです。
(バーボンの瓶で殴ってくるシーンは楽しかったです♪)
読み終えた後も、余韻が楽しかったです♪


2014-05-26 19:31:14
平岩隆
MIGUさまありがとうございました。
已むに已まれずに巻き込まれていくってのが探偵ものの
ひとつのパターンでありまして
しがない探偵が訳の分からん奴らから逃れるために
嫌な警察と手を組むというあたりが
今回の話し的な持って行き方でございました。_orz 








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